こんにちは! 軽井沢 すまいるらいふ鍼灸院 齋藤です。
ブログ更新滞りまくっています。。。
実はこの度、ASPセラピーを開始いたしました!!
日本ASPセラピー普及協会での研修をしています。
ASPセラピーとは、フランス、Sedatelec®社が製造するASP-Needle®を使用した、ASP耳鍼療法(米軍名称:Battlefield Acupuncture®)及び、ASP皮内鍼療法の2つの施術法の総称として医学博士・襖田和敏氏が名付けた施術法です。
「戦場鍼」と日本語訳されるように、そもそも戦場が医療現場であることを前提に開発されたものです。急性や慢性に関わらず痛みを抱えた兵士に対して、鎮痛剤を使うことなく数分で痛みを軽減し、しかも耳鍼という性質上、副作用がほとんどないのが最大の特長です。平均して約75%に疼痛の軽減があると言われています。
ASP耳鍼療法は、BFA(Battlefield Acupuncture バトルフィールドアキュパンクチャー)を応用した、耳の5つのポイントにASP-Needleを刺鍼するだけというシンプルな鍼治療です。
場所や体勢を選ばず、服を着たまま施術できるため、身動きの取れない患者さんや、訪問鍼灸、スポーツ現場や災害ボランティア活動の現場での活躍が期待できます。
NHKの放映では、「5つの特定のツボを刺激することで、まずは前頭前野における脳の血流が増加して活動が活発になります。前頭前野のはたらきは、そもそも脳の興奮を抑えることであり、その効果が、痛みを感じる扁桃体の興奮を抑えるように作用して、結果的に痛みを感じさせなくするのです。」と言われていました。
適応としては
1.急性および慢性疼痛症候群
2.片頭痛
3.PTSD
4.うつ病/不安
5.ストレス誘発性無関心と不眠症
6.術前/術後疼痛補助
と言われています。また、ASP耳鍼療法とASP皮内療法では、疼痛のコントロールのみならず、小児はりや美容鍼灸の分野にもその対象を広げてます。
もちろん今までの鍼灸の治療方針も大切にしています。ASPセラピーの治療がいつもの治療の後押しになり、今まで以上に当院に来てよかったと思っていただけるように日々の研鑽も怠らないようにしていきます。
詳しい事はご連絡くださいね。
皆さんご自愛くださいね。