こんにちわ! 軽井沢 すまいるらいふ鍼灸院 齋藤です。
毎日毎日、かなりの暑さにさすがに疲れがたまってきますよね。。。
熱中症対策は命を守る大切なポイントです。
ただ水分だけを摂ると、体の中の電解質のバランスが崩れてしまい、余計にだるさや場合によっては命に係わる状況にもなりかねません。
体液は水だけではなく、いろいろな電解質を含んでいます。なかでもナトリウムイオン(Na+)は、浸透圧の調整に重要です。
脱水は、
①水分だけが減る場合(水欠乏性脱水)
②水とナトリウムイオンの両方が減る場合(混合性脱水)
③水とイオンと両方が減った時に水のみを補給した場合(ナトリウム欠乏性脱水)
の3つに分けられます。
最も多いのは、②の混合性脱水です。脱水では、水やナトリウムイオンの減少によって浸透圧も変化します。
暑くて汗をかく、血圧の薬(利尿剤)の内服をしているがトイレが面倒だからあまり水分を摂らないなどの状況があると、危険大です。
ただ水分を大量に飲むのも辛いという方は、ぜひ今が旬のキュウリやナス、トマトに味噌をつけて食べるのもいいと思います。
夏野菜は暑くなりすぎた身体を中から冷やしてくれ、さらに水分もとれる、そして味噌は塩分も取れますし、発酵食品のため腸の動きにも一役買ってくれます。
塩分が気になる方も、生野菜に含まれるカリウムが塩分を体外に出してくれるため食べ過ぎなければ問題ないと思います。
ただし、医師から生野菜を禁止されている方、水分を制限されている方は医師の指示をしっかり守ってくださいね。
旬のものを食べて酷暑を乗り切りましょう。
皆さん、ご自愛くださいね。