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続 坐骨神経痛の話

続 坐骨神経痛の話

こんにちは! 軽井沢 すまいるらいふ鍼灸院 齋藤です。

軽井沢もすっかり暖かくなり、やっとほっと一息つける季節になりました。
人間はわがままなもので、寒ければ早く暖かくなってほしいと嘆き、暑ければ早く涼しくなってほしいと嘆く。
この時期になるとそんなことが頭をよぎるものですが、やはり日本は四季があるからこその楽しみ、豊かさがあると思います。
自然に感謝を忘れずにいたいですね。

前回、坐骨神経痛の話を書いたところ、「んで、結局なんで坐骨神経痛になるの?」と質問いただきまして。
坐骨神経痛の原因は色々とありまして・・・と前回の内容の続きをお伝えしたのでこちらにも忘れぬように書いておこうかと思います。

坐骨神経痛の原因としては、大きく腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などが考えられます。これらの疾患は、MRIやレントゲンなどの画像診断を行わなければ正確に判別できない部分でもあります。
坐骨神経は体内で最も大きな神経で、腰からはじまり爪先まで伸びています。腰やお尻の筋肉のコリや緊張によって神経を圧迫したり、椎間板の突出や腰部脊柱管が狭窄して神経を圧迫することで、痛みや痺れ、電気が走ったような感覚を感じることがあります。
それぞれの原因とされている症状がなんで起こってしまったのかという部分まで広げていくと、果てしなく話は長くなっていく部分でもありますね。

例えばなぜ今こんなに痛いのか・・・と言ったときに実はお尻の筋肉がとても固くなっているとします。
そのお尻の筋肉が固くなってしまい坐骨神経を圧迫してしまうことで、腰も太もももとてもじんじんして痛いし、しびれが取れない。長く歩くとひどくなる。なんてことが起こっているとすれば、腰や足の今痛みがひどいところではなく、お尻の筋肉が原因だろうと考えます。
なのでお尻を中心としたアプローチが使用かなと考えます。
そしてなんでお尻の筋肉がこんなに硬く神経をいぢめてしまうほどになったのかの原因も一緒に推測していくことも重要です。
施術することで改善してきたと思っていたのに、なんせもしかしたら日常の行動がすぐにまた固い筋肉にしてしまうことも十分考えられることだと思うのです。
原因は一つではないかもしれません。
そう考えるからこそ、施術中に色々と皆さんのお話を聞いて原因の推測の情報収集をさせていただいています。
「うるさいなぁ・・・」な印象を持たれているかもしれませんが、許してください(^^;)

そんなわけで、よくしゃべる鍼灸師ですがご容赦くださいね。
坐骨神経痛の話はもう少し続きます。
また近いところで書きたいと思います。

皆様新しい生活になった方も、そうでない方も何気に環境や季節の変化で体調を崩されませんように・・・
これからも一生懸命、笑顔で生活を送れるお手伝いをさせていただきます。

皆さんご自愛くださいね。

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